7つの習慣 まんが本は読みやすく分かりやすい!




7つの習慣の本を知っていますか?

スティーブン・R・コヴィー博士が提唱した人生の成功哲学です。

ビジネスの成功はもちろん!生き方にも人格にも繋がる非常に優れた本です。7つの習慣の本は以前に読みましたが、今回はまんがでわかる7つの習慣を読みました。

読みやすく分かりやすいんですが、しっかりと7つの習慣の本質もコンパクトに書かれています。文字ばかりは苦手な人も、まんがなら抵抗なく読めると思います。おすすめです。

 

まんがの方の内容を簡単にお伝えしていきます。

 

① 組織のダイバーシティを生かす

 

人材のダイバーシティ(多様性)を高めて組織を強くしたい。ビジネスの現場で関心が高いテーマの1つです。

組織のダイバーシティ向上のために部長の部下として女性管理職の積極採用しますが・・・

早速、女性管理職の提案で、勤務のフレックス制を始めました。しかし、会社に早く出社する人や会社で仕事をする人の仕事の負担が多くなり、社内で不満が出るようになってしまいました。

悩んでいる時に、他の会社で人材の多様性を取り入れている会社を見学できる機会があり、部長が訪問しました。

その現場を見てみると、みんなの経験を持ち寄って聴き合いながら仕事をしていました。人はもともと多様なんです。同じ環境で育った人は2人としていません。

自己主張を積極的にしたほうが得だと思う人、控えめにしていた方が生きやすいと思う人、理屈を大事にする人など、みんながいままでのいろいろな経験を通して人生はこういうもんだとそれぞれ学んでいます。

そういう話しを聴くと、ああ、この人と俺は違うんだなあと、けっこう実感できるものなのです。だからみんなの経験を持ち寄って聴き合うだけでいろんな発見があるのです。そういう多様性を踏まえて、商品開発や仕事の分担をしています。

重要な1番のポイントは、話し合うのではなく聴き合うことなんです。

干渉しあって、それぞれの個性を生かし、お互いの大切なものを理解し合って協力する。

読んでみた私の感想ですが、聴き合うという発想は全くありませんでした。組織の会議でも、聴き合うよりも話し合う、批判をするという事が一般的です。もちろん組織の上下関係は必要ですが、心を開いたコミュニケーションや聴き合いは大きな成果がでると感じました。

 

② 本当に使える人は何が違う?本当の即戦力を高める

多くの企業が人材としてグローバルに活躍できる即戦力を求めている。しかし、英語ができて専門知識があれば、すぐにうちで働いてほしいという人材になれるのか?

就職活動の結果に不満なある若者がいます。彼もまた、即戦力の意味を誤解していました。スキルを磨きながら、転職活動をしますが・・・

使えるスキルを自分は持っているので転職はすぐにできると面接を受けたが、結果は不採用になる。ライバルの資格を見ると、自分の方が有利だと思っていたが、結果はライバルが採用された。

そんな中、職場の部下が新しい提案を行い実践したところ、人気になり売れるようになる。自分の価値判断で行動する人は信用ができる。スキルが生きるかどうかは人格が必要。

即戦力とは、みんなと乗り越える覚悟があるかという気持ちの部分かもしれない。それには学習意欲と能力が必要になり、それがスキルの本質かもしれない。芯があって柔軟な人。

相手の話をよく聴き、深く理解しようと努める、そして自分の意見は勇気を持って述べる。相手の出方に反応してはいけない。自分の内面の奥底から主体的であるための人格の強さを引き出すように努める。お互いに満足できる解決策を真剣に探そうとしていることが相手に伝わるまで、信頼関係を築く努力を続ける。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復 P315~316ー 引用

この感想ですが、資格やいろいろな免許があれば就職には使えると思いますが、働いてからの本質的な成長は、人格と勉強と信頼関係を気づくことだと思いました。

 

③ 仕事を離れた私生活を充実させるには?第二の人生の実りを増やす

何かに打ち込むべき時期が人生には確かにある。だが、その間、ほかの大切なものをないがしろにしていいわけではない。特に人間関係は、一夜漬けのように遅れを取り戻すことはできない。

家族のために一心に働き、サラリーマンとしては成功を収めたほうだと思っていたが、だが定年退職後、思わぬ事態が・・・

定年まで家族の為に必死で働いてきたが、いざ定年してからは、思い描いていた生活とはかけ離れている。妻との第二の人生が始まると思えば、妻はいつも通りでさらに家に急にいると勝手が違うので、ぎくしゃくしてしまう。

妻と人生経験の話しになるが、大事にしてきたのは会社で過ごす時間だけだと言われる。旅行に行きたいと言われても忙しいと断ったり、感情や愛情を言葉で伝えることもほとんどなかった。

仕事が一番大事で、家族のことなんかどうでもいい人に見えていたとの結果になる。

そんな中、大切な事は自分が死んだとき、大切な人に何て言ってほしいだろう?と考えることとアドバイスを受ける。仕事しか興味のない人だった。誰からも好かれるいいヤツだった。すべては日常の行動次第で決まる。

今まで仕事中心で生きてきた。そういうつもりではなかったが 妻にそれを伝える努力をしてこなかった。しかし、これからは二人の未来をもっと考えたい。

大切なものを大切に扱うことを忘れてはいけない。壊れた人間関係を急いで修復することはできない。

この項目を読んだ私の感想ですが、一番感動しました。私もどちらかと言えば、仕事、仕事が優先になっています。もちろん仕事は頑張らなければいけませんが、同時に、家族に妻に大切な人に対しても頑張る、伝える、時間を作る事が本当に大切だと思いました。

7つの習慣のまんが本はおすすめです!