子供との食育体験談!




みなさんの子供との感動の食育体験談を紹介しています。是非、良いと思えた事は参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

食の本来の形や作られる環境を教える!

私の子供たちがまだ幼い頃は、食育という意味もあまり知られていませんでしたが、食べず嫌いになったり、食生活が乱れたりしないようにと、いろいろと考えていました。

例えば、子供にとって初めて食べる食材でも、ますは一度、口にしてみるように話します。私が作らないような料理は、夫に買ってきてもらうような取り組みもしました。

夏休みには知り合いの家で、採れたての野菜や果物、釣ってきたばかりの魚にも直接触れる機会もありました。子供たちは野菜の葉を見て、葉っぱがこんなにたくさんついてる!と驚いたり、田んぼで稲穂の匂いがして、畳みたいな匂いと感じたり。

近くのスーパーで売られている状態では分からない、野菜や果物の育ったままの形や環境を知ったことも、とてもよい経験になったようです。

子供たちには、命をもらって、生命をつないでるということも話してきました。そのかいがあってか、成人した今でも、好き嫌いが少なく、食べ残しもしないので、どこの環境でも困らないようです。これからも、食材への感謝を忘れずにいてほしいと思っています。

一緒に料理を作り嫌いな食べ物を克服!

わが家の子供(息子)たちは2人とも結婚し、子育てに大忙しです。大人になっても食べ物の好き嫌いはなく、お嫁さんに料理を作ることもあるようです。

そんな子供たちですが、長男が3歳のころ、ニンジンが苦手で食べられませんでした。どうすれば食べられるようになるかと考えた私は、一緒に料理を作ろうと考えました。

最初にカレーを作ることにしました。まず私が、ニンジンの皮をむき、半分に切って平らな面を下にします。

そしてここから息子の出番!危なくないように隣で見守りつつ、包丁を持たせ、ニンジンを切ってもらいます。同じようにジャガイモも切っていきます。野菜や肉が煮えたら、カレーのルーを入れます、最後に一緒にお玉でしっかりかき回します。

グツグツ煮立ったカレーはいい匂いがして完成。息子は自分で作ったカレーはとても美味しく感じたようで、嫌いだったニンジンもぺろりと食べていました。小学生になってからも、ハンバーグやギョーザ、クッキーやケーキなどの料理にも挑戦。必ず目は離さず、手は出しすぎず。

一緒に料理を作ることが、わが家の食育になりました。そして子供たちと過ごした時間は、楽しかった大事な思い出として、私の心の中に残っています。

お父さんとの楽しかったピザ作り!

今年、幼稚園の年長組になった長女は、幼稚園で、ナス、ピーマン、ミニトマトの中から好きなものを選び、自分の植木鉢にに植えることになりました。

ナスとピーマンは苦手なので、去年はミニトマトを植えたので、今年もミニトマトを選ぶだろうと思っていました。

ところが、娘に尋ねると、ピーマンを植えたよとの返事が!!

理由を聞くと、お父さんと一緒に作ったピザにピーマンがあって、食べられるようになったよ。お父さんが作るピザはおいしいよ!なんで子供はピーマンが嫌いなのかなと自慢げに答えました。

夫はもともと、ケーキやパンを作るのが趣味で、時間があるときは、ピザを生地から作り、ソースも全て手作り。長女も次女もエプロンを着けてお手伝いをしています。

長女は、夫とのピザ作りが本当に楽しかったようで、幼稚園でもピザの絵を描いていました。

子供は何がきっかけで、嫌いが好きに変わるか分からないものだと教えられました。今は、植物の本や図鑑をみて、いろいろなものに興味を持ち始めています。